M1 ProチップのMacにRubyをインストールする

インストールを行った環境

  • macOS Monterey 12.4
  • Apple M1 Pro
  • fish shell

流れ

  1. rbenvをインストールする
  2. パスを通す
  3. Rubyをインストールする

前提

brewが使用できる状態


$ brew -v
Homebrew 3.5.6

rbenvをインストールする


$ brew install ruby-build rbenv

rbenvruby-buildに依存しているため一緒にインストールを行う。

パスを通す

config.fishファイルを編集する。 著者の場合は以下にconfig.fishが存在する。


~/.config/fish/config.fish

config.fishに以下の2行を追記する。


set -x PATH $HOME/.rbenv/bin/ $PATH
eval (rbenv init - | source)

config.fishファイルを反映させる。


$ source ~/.config/fish/config.fish

rbenvコマンドが使用できるか確認する。記事作成時は1.2.0。


$ rbenv -v
rbenv 1.2.0

Rubyをインストールする

インストール可能なRubyのバージョンを確認する。


$ rbenv install -l

記事作成時は以下のように表示された。


$ rbenv install -l
2.6.10
2.7.6
3.0.4
3.1.2
jruby-9.3.6.0
mruby-3.1.0
picoruby-3.0.0
rbx-5.0
truffleruby-22.1.0
truffleruby+graalvm-22.1.0

Only latest stable releases for each Ruby implementation are shown.
Use 'rbenv install --list-all / -L' to show all local versions.

Rubyをインストールする。(記事作成時の最新安定版は3.1.2)


$ rbenv install 3.1.2

PC全体で使用するRubyのバージョンを、上記でインストールしたバージョンに切り替える。


$ rbenv global 3.1.2

shimのrehash。このコマンドによって、~/.rbenv/shimsに設定をコピーしている。


$ rbenv rehash

Rubyのバージョン確認。


$ ruby -v
ruby 3.1.2p20 (2022-04-12 revision 4491bb740a) [arm64-darwin21]

参考

ruby